皆さんこんにちは。
写真は全然関係ないです・・・・
今日はちょっとブログを書いてみようと思いました。長々と・・・
現在、メンバーシップの特典として、私が中世の楽譜を現代譜にしたものを配布しているんですよ。
出版されることがまだまだ少ない中世の楽譜・・・元の写本は欧米の博物館や図書館からデジタルデータを閲覧することができるものもありますが、それを見たところで現代の形とはだいぶ異なる書き方なので演奏するのはちょっと難しい。
現代譜に翻訳したものさえあれば・・・!もっとたくさんの人に弾いてもらえるのにーーーー!
常日頃からそう思っていたこともあり、私が勉強しながら翻訳したものに限って配布してみることにしたのでした。
なのですが、ちょっとあらかじめちゃんと書いておいたほうがいいのかなと思うことがあるので今回はそのことについて、ちょっと書いてみることにいたしました。
まず、現代譜を有料記事にしているのは、価値のあることをやっている感を出したいからではないです。
そういうことでは決してないですーーーーー。
全世界に無差別に公開すると面倒なことになりそうだなぁとちょっと思ったからです・・・。。
先生に見ていただきながら書いたので、楽譜的には大丈夫ですよ!
そこは本当に、大丈夫。自信を持ってお届けできます。
そこじゃなくてですね・・・
私は専門家ではないので楽譜の書き方に足りない部分もたくさんあるんじゃないかと思っていてですね。
手書きだし・・・。もちろん、修正しなきゃいけないところが分かり次第きちんと更新するつもりではいるのですが、私の楽譜が「楽器で弾く分には使えるけれど、学問的には不完全で足りないところがたぶんたくさんあるもの」だと思っているので、おいそれと公開できないなぁと思ったのです。
そこはご了承くださいね。
で、ちゃんと学問的に正しいものを作りたいという話なら、それこそ全世界に公開してもっとお詳しい方からいろいろ指摘されたりお直ししながら作っていけばいいと思うのですが、私・・・実はそこまで考えていなくて。。。
例えば、古楽じゃなくて普段は普通にピアノとかウクレレとかを弾いてらっしゃる方とか、私の演奏を聞いて「中世の曲も面白いな」「ちょっと変わり種のレパートリーとして中世の曲が一曲あったら面白いんじゃない?」って思ってくださった時に見てほしい・・・っていう感じのライト層を想定しているんです。
ガ チ 勢 向 け で は な い 。
ライト層とかエンジョイ勢向けって実際は結構繊細で・・・ガチ勢相手なら説明を省略できるところも、ライト層にはきちんと説明しないと妙な誤解の元になりがちですし、それはそれで難しいのですが・・・
けれど、難しい話はさておき、とにかくまずは楽しく弾いてほしい!もしもっと詳しく勉強したいという方がいらっしゃればこれから勉強すればいいだけなので、最初はまず弾いてみてほしい!
って、そう思っているのでした。
ガチ勢の皆さんから見るとツッコミどころが多すぎてアレかもしれませんが・・・
まずは「古楽の楽器で弾かなきゃいけないのに」とか「ヘクサコルド的にここはこうすべき」とか「この時代の解釈はこうあるべき」みたいな余計なことを言われたくないーーーー!・・・のでした。。。
ごめん、ガチ勢。。。
私のメンバーシップに加入してくださるような方はたぶん私のこともよく分かっていらっしゃる方だろうから、なんとなく察してくださるのではないかと・・・勝手に信頼しているところもあります。
頼り切っていてごめんね・・・
私の楽譜を元に中世の音楽を弾いてみてくださる方も、知っておいていただけたら嬉しいです。
ガ チ 勢 は 怖 い 。
私の楽譜を現代風にそのまま弾いただけでは中世っぽくならないかもしれませんし、もしかするとやんややんや言われることがあるかもしれません・・・
そうなったら本当にごめんなさいね。
単旋律の曲なら耳コピも簡単にできるくらいシンプルな曲も多いですし、何も楽譜なんてなくても聞いて覚えることもできます。
けれど私がなぜ「中世の楽譜を読めたほうが良さそうだ」と思うようになったのか・・・
楽譜を見ていただけたら、なんとなく感じ取れるかもしれません。。。
でね、そこがね、本当に楽しいのよ!
中世の楽譜って、すごく楽しいのですよ!
ぜひそんなところもちょくちょくお伝えできたらいいなーーって思います。
習ったことをもう一度自分の中で組み立て直して自分の言葉で文字にすることで私自身の勉強になりますしね・・・。
私がとりあえずお伝えしたいことは・・・たぶん全部書いたはず。たぶん。
また何かあったら書き足しますね。
そんな中世の楽譜ですが、もしよろしければ一緒に楽しんでみませんか。
メンバーシップはこちらから加入できますよー。
ぜひ見てみてくださいね。
ではではではー!